良い塗装工事の基準としてもっとも重要な事の一つに
『下地処理がしっかりしているか』
という事があげられます💪😉
下地処理とは、上塗りとなる塗料が壁面に付着するよう、塗装する下地面の汚れを落とし、劣化部分に処理を施して平滑に整えることです✨
この下地処理がしっかりできていないと品質の高い塗料を使ってもすぐに剥がれてしまったり、本来の塗料の性能が発揮されず早期に劣化がおこる場合があります😖💦
下地処理が塗装の仕上がりに寄与する割合は50%~60%といわれています。
つまり、塗装工事の質の良さは下地処理の質に大きく左右されるのです😀
1.下地処理は塗料の密着を良くする為におこなう工程です‼‼
なので、とっても重要‼️😊✨
下地処理とは、、、
①高圧洗浄:壁面に不着しているホコリやサビ、旧塗膜から浮き出た顔料、排ガス汚れ、
苔・藻などを高圧洗浄で洗い落とす事
②補修:ひび割れなどを補修する事、下地調整など をいいます。
壁面のヒビを補修し塗装面を平滑にして、汚れを落とさないと塗料が
しっかりと密着しないのです🤗
2.下地処理をおこなわないと起こる⚡劣化症状😫
⚡ヒビ割れ
再発補修をおこなわずに、ヒビ割れの上から塗装をおこなってしまうと塗料はヒビ割れに
追随できなくなり、やがて割れてしまいます。
⚡塗膜の剥離
塗装をする面の汚れの除去が十分でなかった場合、塗料が下地に密着せず数年で剥離する場合があります。 塗料メーカーが指定する乾燥時間を守らずに塗ってしまった場合にも発生する場合があります。
⚡塗膜の膨れ
下塗り材を塗った後の乾燥時間が十分でなかった為、閉じ込められた水分が気化し、膨れが発生します。
⚡サビの再発
サビとは金属の腐食です。主な原因は塗料の防水効果が失われ、水分が金属とふれあい酸化する事です。 サビ再発はケレンが十分でなかったり、防サビ材がきちんと塗布されていない場合に発生する可能性があります。
下地処理が十分におこなわれていない場合、
上記のような⚡初期不良⚡が発生する場合があります😵
いくら綺麗に塗装をおこなっても基礎となる下地処理が十分でなければ
本来の効果は発揮されないのです😉‼‼
3.🚩施工方法(作業内容)は??
※部位や劣化状態によって様々にあります。
【ヒビ割れの下地処理】 ↓構造クラック部分カット
・ヘアークラック
(ヒビ割れの幅が0.3ミリ未満)の場合
🚩ヒビ割れにシーリング材などの補修材を擦り込む
・構造クラック(右記写真)
(ヒビ割れの幅が0.3ミリ以上)の場合
🚩ヒビ割れ箇所を電動工具で溝を作り、シーリング材で溝を埋める
【サビの下地処理】
🚩金属部に発生したサビをケレンで除去しサビ止めを塗布する
【木部の下地処理】
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