シーリングの役割😊
建物のガラスやサッシなどの周り、外装に使われるコンクリートのつなぎ目、外壁の仕上げなどに使用されるタイルのつなぎ目などを目地(めじ)と言います。
この目地はつなぎ目なので、隙間ができます。
この隙間から雨水やホコリなどが建物に入ってこないように、シーリング材を充填することをシーリング工事といいます。
シーリングとコーキングの違い🤔
「コーキング」と「シーリング」は建築現場では同義語として使われる事が多く、建築現場では、職人の年代や所属している会社などによって使い方は変わり、厳密には決まっていない、というのが実情です。
呼び方が違うだけでどちらも同じものとして扱われています。
シーリングの寿命🥲
シーリングの耐用年数は7〜10年程度です。
シーリングの劣化を放置すると、そこから外壁材全体の劣化につながってしまうことも…。 シーリングのメンテナンスは塗装や外壁材のメンテナンスと同様に重要だと言えます。
耐用年数が長い塗料で外壁塗装をするのだったら、シーリング材もそれに合わせて選ぶべきです。
その中でも「オートンイクシード」は耐用年数15年超の塗料以上の寿命を持つシーリング材で、その寿命は20年超とも言われています。
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寿命が縮まる理由😟
その大きな理由は、避けようのない《紫外線による劣化》です。
輪ゴムを日に当て続けると弾力性がなくなり、やがてはポロッと切れてしまうのを見たことがあると思います。
シーリング材も似ていて、紫外線による劣化が早いため、気付いたらヒビが入っていた…という事になってしまうのです。
メンテナンスしないとどうなる?😮
シーリングは劣化してくると段々と硬くなり亀裂が入ってきます。
そうなると亀裂の隙間から雨水が侵入しサイディングボードの裏側まで水が侵入してしまいます。
ドア回りやサッシ回りは既存のシーリングを撤去せずその上からシーリングします。
この工法を増し打ち工法と言います。
シーリング・コーキングでできることは主に4つ😌
☆ひび割れの補修
★固定できる接着剤
☆隙間のクッション材の役割
★雨漏り・水漏れの応急処置
最後に・・・🤓
シーリングは、外壁と比べると地味で、目立つ存在とはいえません。
ぜひ1年に1度は外壁や水回りのシーリング箇所を点検してください。
メンテナンスコストを考えると、
塗装と一緒にシーリングの補修をするのをオススメします。
ご覧いただきありがとうございました!(^^)!
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