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執筆者の写真株式会社Tip Top

打放しコンクリート 撥水剤『ランデックスコートWS疎水剤FC特殊工法』

街でよく見かける打ち放しコンクリート仕上げ。


コンクリートが打設されたそのままのように見えて、何らかの表面処理をされていることがほとんどです。


表面保護材の種類は撥水、強化、疎水等さまざまですが、これらも塗装同様に定期的なメンテナンスが必要になります。


コンクリートのひび割れ・表面汚れ・鉄筋の錆び等、症状が見られる前のメンテナンスをおすすめいたします。



さて、この度私どもにご依頼のあったコンクリート仕上げのビルがこちら。


オーナーさまが特に気にされていたのが、3階部分の表面汚れです。





高圧水洗浄もやってみましたが思うような効果が得られず…今回は塗装で美しい外観を取り戻すことに。


しかし、一色でベタ塗りしてはせっかくの打ちっぱなしの素材感が台無しになってしまいます。


そこで今回は、コンクリートの素材感を損なわず表面の風合いを自然なかたちで再現させる『ランデックスコートWS疎水剤FC特殊工法』を採用しました。

美しい外観を取り戻すだけでなく、雨水等の浸入による劣化・中性化からコンクリートを保護し長寿命化を図る役割を果たします。



素地調整後、まずはプライマーの塗布。

劣化の激しい箇所は吸い込みも激しく、2~3回塗り重ねました。

     ↓

その後 1度目の「WS疎水剤」塗布

     ↓

そして 色斑材「FCコート」の塗布まで済んだ様子がこちら↓


既存の素材感が透けて既に良い風合いが出ています。


ここへ「パターン液」と専用のパターンスタンプで、パターン(コンクリート風模様)付けを行います。


今回は部分的な施工の為、塗装しない部分と比較しながら同じような濃淡が出るまでパタパタ。



ずっと壁とにらめっこをしているとついつい部分的に注力いてしまいそうになりますが大切なのはバランス


パタパタ→たまに離れて確認→バランスを考えながらパタパタ…の繰り返しです。


1階部分は無塗装部の仕上がりに近づけ、このようなパターンになりました。


高い場所は足場の上と下に分かれ、下から見たバランスを考えながらパタパタ。


パターンが決まれば、2度目の「WS疎水剤」塗布です↓




足場の上や下、あらゆる方向からチェックしてようやく完成です。


オーナー様が特に気にされていた3階正面部分は、今後また同じような汚れ方をしないよう水切りも調整しました。





最後は足場がないと掃除ができない箇所を拭き上げて、完工です。



TipTopは最適な塗装はもちろん、お客様のお困りごとが再発しないご提案を心がけています。



ランデックスコートWS疎水剤FC特殊工法 カタログ



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